■ 完全な無添加で、完璧な美味しさ

創業350年を誇る酢蔵の、じっくりと時間をかけて育ったお酢が基本です。
永年住みついている蔵付き菌たちの力でゆっくり醗酵していきます。
そして、独自の伝統の風味『味わいのあるまろやかでコクのある旨さ』の美味しいお酢を造りだします。

守り続けてきた伝統製法で作る貴重なくろ酢をベースに、厳選された昆布だし、かつおだし、椎茸だしと甜菜糖を絶妙のバランスで加えています。
調理時に野菜から出る水分もしっかり考えて、調味レシピを徹底して極め尽くしています。

一般品は化学調味料、うま味添加物などをどんどん入れるしょう。
もちろん「万能くろ酢たれ」は完全無添加。
基本の有機玄米くろ酢がすでにこれ以上ない美味しさを醸し出しているのですから。
添加物などは一切必要ないのです。






野菜炒め、煮物、めんつゆ等にご使用できる万能調味料です。
肉じゃがや和風パスタ、筑前煮などにもバツグン。


簡単なうえ、野菜の美味しさを存分に引き出してくれます。
便利なうえ、お料理のバリエーションが数十倍広がります。
和風の料理はもとより、オリーブオイルや胡麻油、香辛料によって洋風や中華にもアレンジができます。
とにかく、ホントに楽チン。






本物の酢を作り続ける「庄分酢」さん。
今から350年もの昔に創業以来、十四代にも渡り「秘伝の書」に記された昔ながらの製法と伝統を今もかたくなに守り続けています。




本物の酢は本物の原材料からしか生まれません。
庄分酢さんは原材料に徹底的にこだわります。

有機玄米酢の原材料「JAS有機栽培米」は、土のめぐみ生産者である村山さんの棚田で丹精込めて育て上げられた美味しい無農薬栽培米。
この最高のお米を惜しむことなくたっぷり使い、徹底して本物の酢を作っている蔵は世界でここだけしかありません。



「毎日お米を食べて生きるのだから、やっぱり農薬を使わず米は育てる。
大変だけど大切なことです」



安価でカンタンに作られる酢の原材料米は、産地が混ざった古米や古古米、米ヌカなどを使うものがほとんど。
庄分酢さんは、有機栽培新米だけを原材料にし、そこから酢造りがスタートします。
毎年産地に出向き、生産者や土のめぐみと話をしながら最高の仕込みをしていきます。
それほど原材料には神経を尖らせます。





「データも参考にしますが、何よりも大切なのは勘です。
10年たってやっと酢への接し方がわかってきました」




酢を造る最初の過程は、まず精米からスタート。
米を洗い、水に浸し、蒸し、冷まし、麹菌を混ぜ合わせていきます。
ここまででも大変ですが、ここからが熟練の技と経験で左右される本当の勝負の場。
48時間以上かけて麹を育て、酢造りの基本となる本当に美味しい麹を作り上げます。



「少しでも手を抜くと、もう悪くなっている。
一時も目が離せない酢造りは、子育てのようなものですね」




ここからが「酒造り」の工程と同様です。
しかし、一般では絶対にこのような時間と手間とコストがかかる作業はしません。
繊細な温度の管理、発酵を促す湿度と地温、伝統に培われた経験値がモノを言う世界です。
昔ながらの造り酒蔵と同じように、本物の酢造りも昼夜問わず杜氏が完璧に面倒をみます。
もろみが出来上がるまでには なんと一ヶ月以上もかかります。
できあがったもろみ、そして酢は、究極なまろやかさを持ち深くて濃厚です。



「酢づくりの主役は菌です。
自分たちはいかに脇役に徹して、いい環境をつくるかが勝負なのです」






いよいよ本格的な酢の仕込みです。
ここから先は庄分酢さんしかできない仕事。
蔵に350年もの間に累々と受け継がれて住み付いた「菌」
もう今では、まさに奇跡としか言いようがない「天然の菌」
これこそが酢造りの命ともいえる庄分酢さんの不変のものなのです。



「目と口と鼻で、酢の出来を確かめます。
納得できるものだけをご家庭にお届けするために」




一般の酢のほとんどはコストと効率を死守するため、超短期間（2～3日）で強制的に機械や化学培養菌で速醸発酵させ添加物を入れて作られます。
これでは本当の酢とは到底呼べません。
庄分酢さんでは、約4カ月もたっぷりと時間を費やすのです。
熟練された経験値と勘所と手技をじっくりかけてることが命。
昔から一切変えることのない「静置発酵」製法で酢を発酵法させ、醸造させています。



その後約6ヶ月もの手間をかけ熟成させます。
そして、ようやくできあがるのが「本物の酢」です。




「科学的視点を取り入れながら、
より美味しい味をつくりだす方法を日々探っています」