■天下一品のまったり感を
ポテトサラダに、これほど合うじゃがいもがあるのだろうか。。。
と思ったほど、このメークインのまったりとした食感と舌触りは天下一品でした。
長時間しっかりと煮ても煮くずれがほとんどなく、カレー、シチュー、ポトフ、おでんなどの煮込みにしていただくと、ちょうどいい加減に美味しく仕上がります。
グラタンにしてもくずれないので、食べ進めるとまったりなめらかな食感が最後までたっぷり楽しめます。

火の国熊本メークインの畑の土壌は、さえぎることのない太陽のパワーのおかげでミネラルが満タン。
じっくり、たっぷり、ゆっくりと育てることで味の濃さと ”やさしい味” にあふれています。

■子どもたちの永遠のスター
じゃがいものビタミンCはそのでんぷん質に含まれているため、熱に強いのが大きな頼もしい特徴です。
つまり、蒸しても茹でてもビタミンなどの多くの栄養がたっぷり残ります。
皮のまま調理すればさらに効果的で栄養満点です。

数ある野菜の中でもじゃがいもの栄養素は極めて優れています。
ですので、子供たちにもどんどん食べさせてあげたいですね。

■命をいただきます
ハッキリ申し上げて、じゃがいもを完全無農薬栽培で美味しく育てるとなると、大量生産ではなかなかできません。
大量生産だとどうしても農薬や除草剤を使わなければ、とんでもないほど手間がかかってしまいます。
病気、雑草、収穫の手間、大量生産では「効率」を最優先するがために、どうしてもそれらに目をつぶってしまう。
「コスト」を一番に考えてしまうために安心・安全は後まわしになってしまうのです。
「芽止め」はご存知でしょうか。
じゃがいもに放射線照射をして芽を出なくさせる危険な方法です。
じゃがいもも生きています。
だからそのまま置いておくと、当たり前ですが必ず芽が出てきます。
流通段階で、販売の際に、大量仕入れして長期保存をして売りさばかれるじゃがいもに芽が出たら販売できない、だから芽を止めるのです。放射線で。
とんでもない話です。。。 命はそこにはありません。
でも、本当に大切なのはなんでしょう。
「おいしさ」は、こんなところにも大きくあらわれてきます。

■やけどするほどの熱量なのです
化学的に作られた不自然なものなどは一切使いません。
それも、何十年もじっくりと我が子のように優しく厳しく育てます。
長年のあいだ徹底して無農薬栽培でおいしい作物を育て上げるのは、本当に並大抵なことではありません。
天災や天候、環境に大きく左右されるため、思い通リにいかないことがほとんどです。
ただ単に「無農薬栽培」や「JAS有機」のレッテルだけでは、魂を揺さぶる本物に出会うことはありません。
武骨だけれど、頑固すぎるけれど、強烈なまっすぐの熱が本物を作ります。


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