■ ３つの大きな強み

やはりなんと言っても、爽やかな歯応えが最大の特色。
あのパキッ、シャキッの食感はほかでは味わえないワクワク感。
産地直送ならではの鮮度の違いは大きいのです。

同じく大きな特色は、その味。
スーパーなどで大量販売されているきゅうりの味は、正直、まずいわけではありません。
ただ、まるで美味しくない のです。
決してきゅうりの味はそんなものではありません。
圧倒的な違いがわかる味の深さと濃さ、これは特筆ものです。

そして見逃せない、一般流通品より数段上の香り。
あのすがすがしい香りで確実に食欲をそそられます。
香りを活かす、そのまま生食はオススメです。 もちろん生でも火を通しても漬け込んでも、旨みを存分に押し出してきます。

さまざまな和食、洋食、中華、どんな場面でも脇役に主役にと重宝される人気者。
一夜漬け、ぬか漬け、キムチなどの漬物にも最適。
まるでクセがないので、あらゆるお料理や食事に活躍してくれます。





■ すっぴんが大好きです

化学肥料や農薬をどんどん使い、急いで大きくさせられたきゅうりは「苦い」のです。
温度変化も外的もなくぬくぬくイッキに大きくなってしまう。
本当はゆっくりじっくり育ちたいのかもしれませんね。
その苦しいサインが「苦味」となって下にたまるんでしょう。

甘やかさず厳しく、そしてたくましく育った涼胡瓜はしっかりと味が立っています。
化学肥料の代わりに手間ひまを、農薬の代わりに愛をたっぷりかけて育てています。
すっぴんですが、その味は笑顔がはじけるおいしさです。



きゅうりは病気になりやすい野菜なのです。うどんこ病、べと病、灰色カビ病…特に梅雨の時期には病気との闘いです。だから一般では、想像以上に農薬などが使われています。特に大規模でハウスでの促成栽培のきゅうりは、締め切った中で通気もままならず、一本でも病気が発生すればハウス全体に蔓延することもあります。だから予防のために事前にしっかりと農薬で真っ白に化粧をするのです。そう「農薬のお化粧」です…